大丈夫?会社を解雇になった人の解雇理由6つ!
採用したのはいいが、思うように働かない、言うこと聞かない。起業すればそのような悩みと向き合う時があるかもしれません。現時点で日本の雇用社会では、解雇に厳しい規制があり、会社が自由にできないようになっています。民法上は、労働者の退職と同様に、会社が労働者を解雇することも自由にできます。しかし、労働法上は、それを修正し、解雇に該当する正当な理由はあるか、理由があっても解雇することが酷ではないかという2点を審査対象になっています。解雇のための手続きや気をつけるべきこと等も勉強が必要と思いますが、好き嫌いだけで判断していてはは、起業家としては失格です。ここでは、身近な人が解雇された理由を6つ紹介したいと思います。解雇すべきか迷ったときの判断基準のひとつとして参考にしてみてください。
まずは…
Q.あなたのまわりで会社をクビになってしまった人はいますか?
いる……33.5%いない……66.5%
3割の人が「いる」と回答しました。ではどんな理由でクビになってしまったのでしょうか?
勤務態度が悪い
・「無断欠勤や欠勤が多く仕事が怠惰な人」(35歳/医療・福祉/専門職)
・「当日休が多すぎた。出勤日数の半分近く」(35歳/機械・精密機器/技術職)
・「遅刻やずる休みなど勤務態度が非常に悪かった」(24歳/その他/その他)
仕事ができない
・「仕事を覚えられずできないからと聞いた」(35歳/建設・土木/技術職)
・「能力不足。不祥事を起こしてしまった」(31歳/医療・福祉/専門職)
・「能力もなく向上意欲もなく、再三の忠告にも改善見込みがないから」(35歳/その他/技術職)
人間関係を乱す
・「人間関係がうまくいかず和を乱すから」(33歳/その他/販売職・サービス系)
・「詳しいことはよくわからないが、会社の後輩をいじめてクビになった」(33歳/運輸・倉庫/技術職)
・「同僚に対しての言動が好ましいものではなく、社内においての秩序が乱れるのを防ぐため」(34歳/その他/その他)
交通事故
・「外回りの仕事で、交通事故を起こしたため」(31歳/運輸・倉庫/営業職)
不倫
・「会社内で同じ部署にいる女性社員との不倫が発覚したため」(32歳/その他/販売職・サービス系)
上司に嫌われた
・「会社に合わないという理由だったが、実情は、上司に意見したことがきっかけで嫌われたから」(32歳/その他/技術職)
「2:6:2の法則」と呼ばれる有名な理論があります。どんな組織でも貢献度の高い上位2割、貢献度が高いとも低いとも言えないぼちぼちの6割、平均以下のパフォーマンスしか出せない下位2割に必ず分かれるというものです。今回の解雇された理由については、事故など、厳しすぎる処遇もありましたが、多くは社会人としての常識が守れていないことが理由のようです。